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その6ですよ奥さん!!
低音です。

誰も待ってないのは承知ですとも。
読み返したけど展開早くね。なんかもう望惚れたみたいになってるあかん。望は基本的に他人には興味がないからこういうのはなんていうか珍しいっていうかまあそんな感じだからまだ……。
あと視点もよくわからんね。視点は第三者がカメラ回してる状態ですね多分。
これからも少しずつ改善していかないと……視点はいまさら直しようないけど。

もしも読んでる人がいたらのための一応の注意書き。

※注意
・予定では甘くなります。砂糖が口から出そうになったら紅茶にぶっこんでのめばいいと思います。
・暗くもなるよ。
・二人とも面倒くさい。
・更新頑張るから石投げないでください。
・文体がひどいのでいっそ開き直って遊びまくります。
・視点は第三者が見えないカメラ回してる状態。



これはひどい。
追記から。
 身長が高いのは父親譲りだ。現在も父の冬樹の身長は百九十近くある。学生時代は百九十もあって最近はこれでも縮んだと言っているがでかい事にかわりはない。
 母の春枝も、どちらかと言うと身長は高い部類に入る。ただ、吹雪よりは低い。
 吹雪は小さいころから同い年の子たちと並ぶと、必ず頭が飛びぬけていて目立っていた。幼稚園の頃は気にしていなかったが、小学校に上がってから気にするようになった。
 周りよりも靴が大きい、服も皆よりも少し上の年齢層の物でなくては着られない。
 小学校一年生、二年生の時はまだよかったが、三年生ともなると男子にからかわれたりする。のっぽなんて聞き飽きたし電柱もありきたりで、身長が大きいだけで怪獣よばわりだなんて失礼極まりない。その頃から体は細かったのでもやしと言われることもしばしば。その度に周りの女子や友達が助けてくれたりしてはいたが、吹雪自信が内気な性格であったと言う事も合ってなんとなく壁があった。

 小学四年生になった頃の事だ。
 席はいつも通り一番後ろで、去年と同じクラスの男子は「また氷山と一緒かよー」「あいつ怪物だもんなー」なんて言っている。
 特別仲のいい友達がいるわけでもなし、本でも読んでようと思ったときだった。
 誰かが近づいてきた。
 なんだろうと顔を上げると、好奇心いっぱいの目でこちらを見ているショートカットの女の子だった。その好奇心いっぱいの目で見つめられ吹雪は思わず見つめ返す。
 女の子はきらきらと目を輝かせながら吹雪をあちこちから見ようと周りをぐるぐると回る。
「すごいね!身長、大きいね!」
 初対面の相手に真正面から一番気にしていることを言われ、吹雪はむっとする。
「ねえねえ、身長いくつ?」
 吹雪は無視を決め込んだ。
「あ、あたしね、木下蜜柑!あなたは?」
 自己紹介をされても吹雪は無視をする。
「ねーねー!」
 めげない蜜柑という少女は吹雪の肩を何度もたたいてくる。
 我慢ができなくなった吹雪は睨みつけながら言った。
「わたし、身長のこと気にしてるの。もう何も言わないで!」
 そう少し強めに言って、また本に顔を向ける。大変不機嫌そうだ。
 蜜柑は吹雪の言い方に少し驚いて、不思議そうに首をかしげる。
「あたし、小さいでしょー」
 まだ続けるのか、しかも自分の身長まで自慢してくるのかと吹雪は余計苛々する。
「だからさー、男子にちーびちーび!って言われるの。だから、身長が高いのってすごく羨ましいなあ。
身長が高かったら、馬鹿にされたりしないでしょ?」
 蜜柑はニコニコして言うが吹雪は相変わらずしかめっ面である。
「わたし、身長高いけど男子から馬鹿にされるよ」
「でも、近寄ったら逃げていくでしょ。あたしが近寄っても頭ぐりぐりされるんだもん。こうやって!」
 蜜柑は自分で自分の頭をぐりぐりとさせて表現するが、そのせいで頭がぼさぼさになってしまった。なんとなくそれが可笑しくて吹雪は笑いそうになる。
「もしかして、あたしとあなた一緒なのかも。小さいのと大きいのだけど、いっしょ」
「いっしょ……かなぁ?」
「いっしょだよ。気持ちはいっしょ」
 吹雪はそうかもしれないと思えて笑った。吹雪の笑みを見た蜜柑もつられてニカっと笑った。


 とまあ、そんな蜜柑との出会いもあって、それからはいつも蜜柑がそう言ってくれた時はしばらくは気にならなかった。だが、やはりふと気づいてしまうとどうも自分の身長が嫌になる。
 身長が高いと栄えると言うがそんなのは自分に自信がある人だけだ。身長が高い意外に特に取り柄の無い自分にはとても自身は持てない。
 すれ違いざまに驚かれたりすると良い意味であれ悪い意味であれ猫背になってしまう。女子にしては身長が高いのは自覚してるが。
 『あんな風に言われちゃうとどうもなあ……』
 吹雪はやりかけの課題をそっちのけでシャーペンを回す。ついこの間の、あの出来事があってからまた自分の身長を気にする事ばかり考えている。
 携帯から通知音が鳴ったので見ると蜜柑からSNSを通じてのメッセージだった。
 内容は「最近元気がないけどどうしたの?」と言うものだ。吹雪はそれに「大丈夫だよ」と書いて送る。
 やはり蜜柑とは付き合いが長い分気づきやすい。
 身長ごときでここまで弱気なのは自分くらいだろうし、気にしつつもバカバカしいとは思っている。だからいつもなんでもないと返している。
 今度の返信は「あんまり思いつめちゃだめなんだからね」と怒ったような顔文字付き。こういう時に、蜜柑はいつもそう言って元気づけてくれる。
 吹雪は「ありがとう」と返し、携帯を置いた。
「さーて!課題片づけないと!」
 わざと声にだして今までの考えを振り払い、吹雪は再び課題に取り組み始めた。


 気にしない。とか言った矢先これである。
 吹雪は自分の席で頬杖をつき、なんだか暗い様子だ。
「ちょっと、吹雪どうしちゃったの。またなんか言われた?」
 蜜柑が殆ど上の空な吹雪の肩をつかんで揺さぶる。
 吹雪は表情を変えずに憂鬱なままの顔を向けた。
「……今日さ」
「うん」
「登校中にさ」
「うんうん」
「ちょっと急ごうと思って走ったら、通り過ぎた人にうわデカいって言われた」
「……うーん!」
 蜜柑は笑顔を保っているが、なんとなく引きつっている。
 吹雪はせめて気分を変えようと蜜柑の腕をつかんでふざけてみる。
「ねえ蜜柑、やっぱり身長交換してよー」
「交換っていうか……ちょっと欲しいくらいではあるけども!」
「むしろ俺にくれよ」
 横から口を挟んできたのは、零文だった。望と会話をしているところだったのか、望もこちらを見ている。
 零文は恨めしそうに吹雪と蜜柑を見た。
「俺の身長百六十だぜ? 一応男なのに」
「あー、あんたは牛乳でも飲んでなよ」
 蜜柑はどうでもいいと言わんばかりに棒読みで返し、手であっちいけを示す。
「お前な!男が百七十ないと色々大変なんだぞ!!
 小学校じゃ女子に間違われ、中学に入れば女子からは可愛いと言われた挙句女装が似合いそうだとか好き勝手言われ、その頃には周りの男子の身長はウナギ登り! そして高校だ!! 周りの男子を見てみろ!! 少なくとも俺ほど小さいヤツは見たことねえぞ!!」
 零文は若干涙目になりながらも熱弁。それを蜜柑がまた冷めた調子で返す。
「あんたの思い込みじゃないのー? それに、この学年だけじゃないし他の学年にあんたと並ぶちびくらいいるでしょ」
「ちびって言うんじゃねえ!!」
 蜜柑に向かって一喝すると零文はそのまま望の方を無理向く。
「なあ、望はどう思うよ!!」
 今までの話を黙って聞いていた望はためらう事も気遣う事もなく口を開く。
「そんな事言ったって仕方ないだろ。身長は他人と入れ替えれないし、あげることも出来ない。
 それに、身長がコンプレックスなのは零文だけじゃない。身長気にして悩んでるがあったら勉強した方が絶対為にはなるし、身長の悩みが解決したってまた他の事で他人が羨ましくなる。
 無いものは無いし、いつまでもグダグダ言うだけ無駄。
 というか、零文はもっと勉強をした方が良い」
 つらつらと並べたその言葉は零文のガラスのハートにクリティカルヒット。
 零文はその場で崩れ落ちると四つんばいの体制で落ち込んだ。
「お前……たまに割とひどい事を言うよな……」
「先に聞いてきたのは零文の方だ」
 望は若干呆れ気味でふと視線をずらすと、その横で吹雪も同じようにダメージを受けて胸を抑えている。
 それに気づいた望はさすがに慌てた。
「ご、ごめん」
「いいの……こんな事で悩んでる私が馬鹿なんだもん……そうだよね……どうしようもないもんね……アハハ……」
 吹雪の表情が死んでいくと共に、机に突っ伏してしまった。
「吹雪ー!死なないでぇー!」
 蜜柑が必死に揺さぶる。吹雪はすぐに顔をあげた。
「もういいや。なんだかあほらしくなってきた」
 そう、複雑そうな顔をしつつも言う。
「あれ、めずらしー。いつもなら、しばらくは引きずるのに」
 蜜柑は吹雪に物珍しそうな視線を送り、自分と吹雪の額に手を当てて熱を測ったりしている。
 吹雪はそれをそっと払う。
「なんか、そろそろなれなきゃなと思って」
 憂鬱そうに溜め息を吐きながらも笑って見せた。
「おお……吹雪が成長している……それに比べてあんたときたら」
 蜜柑はちらりと零文を見た。零文はすこしたじろぎつつも「なんだよ」と言って蜜柑を睨んだ。
「そんなんじゃ大きくなりたくても慣れないわけだわ」
 蜜柑がバカにしたように言う。
「んだとこら!?お前だってちびのくせに!」
「んな!!?いっちゃいけないこと言ったわよあんた!!」
「お前もさっき言っただろうが!!」
 二人がその場で喧嘩を初め出したところで、チャイムが鳴る。
「あ、やべ、遅刻だったらお前のせいだからな!」
「なんでよ!そっちが身長が低いとかうだうだ言うからじゃない!
 じゃあ、あとでね吹雪」
 蜜柑が吹雪に手を振り、零文と喧嘩しながら教室を出て行った。
 吹雪はあははと笑いながら「仲がいいね」と言った。









なんだこの文章は!!!
もっと精進せねば!!!


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【2013/11/04 23:00】 | うちの子のイチャイチャ
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やっと進んだよこなくそ!!!
低音です!!!


今ぁ!?今古典の課題の真っ最中ですよ!!!
だが沸いてきたときにやっとかないとね!!!!後で後悔すっからね!!!!
古典の課題は後で何とでもなる!!!メモとってたって書きたかったことは今しか書けないんじゃああああああああああ!!!



・予定では甘くなるんだって
・金持ちじゃないから金持ちが何してるかわからない
・時期が多分夏くらい
・作者のペースが遅いのは仕様だしもういっそ遊び倒します
・前のは全部まとめにはいってるよ!!



追記からどうぞ。
「いってきます」
 沙羅は玄関から振り返って声をかける。振り返った先には、兄の伊織と執事の誠が優しい笑みで立っていた。
「行ってらっしゃい沙羅。気を付けて行くんだよ」
「今日もお暑いですから、日差しにお気をつけて」
 伊織の横で誠は頭を下げる。
「大丈夫よ。あ、誠、今日はお友達を連れてくるわ。美味しいお菓子とお紅茶をお願いしますわね」
「かしこまりました」
 それだけ言うと沙羅は玄関の戸をあけて、出て行った。
 見送った後、伊織が言う。
「最近、沙羅の元気がないみたいなんだけど……誠は何か知らないかい?」
「いえ、私も存じ上げません。以前、気になって聞いてみたのですが何も……」
「そうか……ああ、僕もそろそろ行かないと。大学に遅れてしまう」
 伊織は荷物を取りに急ぎ足でその場を去った。誠も後を追いながら沙羅の心配をしている。

 沙羅の家はとんでもなく大きい。それ以上に、敷地がでかい。沙羅はいつも五分かけて正門まで歩いて行く。その少し長い道のりの間、沙羅はもんもんと悩み続ける。
 雅はどうしているのだろう。今日もあの子を学校まで送っていったのだろうか。その間どんな話をしたのだろうか。あの子は前見た時のように雅に引っ付いて話をたくさん聞いてもらったに違いない。
 ぼんやりと考えているうちに正門に着いた。門のすぐそばの塀に取り付けられたボタンを押すと自動的に門が開く。なんとハイテク。
 開いた門を通り自動的に閉まった。
「おはよう、沙羅」
 大好きな声が聞こえて沙羅は周囲を見回す。
 門のすぐそばに雅が立っていた。
「あ、雅!……と、桜ちゃん」
 雅の横に、しっかりと手をつないで若干不機嫌そうな桜もいた。
「今日はどうしたんですか?」
「最近、沙羅と話すことが無かったから……嫌だった?」
「……嫌だなんて。勿論、うれしいですわ」
 桜が居なければもっとよかったのだけど。なんてぽろりと心の中で呟いてしまい、沙羅は自分が嫌になる。そんな事は思ってはいけないのだ。
「早く行きましょう。今日は暑いですから、桜ちゃんの体調が悪くなったりしてはいけませんわ」
 沙羅がそう促して歩き始め、雅も桜の手をひいて沙羅の隣を歩いた。
 その間、桜は頬を膨らませていた。なぜこの女と一緒に学校に行かねばならないのか、せっかくの雅と二人きりの時間が台無し、等々。
「桜は明日から夏休みかな」
 雅から話を振られ、桜はかわいらしく見えるように笑みを浮かべる。
「ええ!雅お兄様、夏休みの宿題教えて下さる?」
「うーん……いいけど、夏休みに入っても僕はまだ学校があるから出来ないときもあるかも」
「どうして?どうして夏休みなのに学校にいくの?」
「夏休みにもね、お勉強しなきゃいけないんだ。いつもよりは早く帰ってこれるけど」
「じゃあ、帰ってきたら一緒にお勉強しましょう!」
「そうだね。出来るときにね」
 雅からいい返事をもらえた桜は子供らしくはしゃいだ後、勝ち誇った表情で沙羅を見るが沙羅は見ていなかった。ぼんやりと前を向いて歩いているだけだ。
 みてねえのかよ。なんて心の中だけで乱暴な言葉を呟いた。
「そうだ、沙羅」
 雅はいい案が思いつき沙羅に声をかける。沙羅は若干渋々としながらも笑顔で振り返る。
「桜のお勉強見てやってくれないかな」
「ええ……え?」
 そんな事を言われるとは思ってもいなかった沙羅は思わず聞き返す。聞いていた桜も目を見開いて驚いていた。
「僕も全部の教科が得意な訳じゃないから、沙羅が教えれるところだけでいいんだ。ダメかな」
「え、えっと……」
「み、雅お兄様、あの人にも都合がありますし。それに桜は平気です!お兄様が教えて下されば……」
「でも、せっかくの機会だしほかの人にも教えてもらうのも良いと思うよ?」
 桜の反論もむなしく雅は笑顔で返す。沙羅は一応笑顔を保っているものの頭の中ではいろんなことがぐるぐると渦巻いていた。

 その後の沙羅は桜が小学校に行った後も雅と二人きりになっても沙羅はずっと悩んでいて雅の話はほとんど聞こえないまま学校に着いた。
 考え事をしたままクラスに入って席に着き悩んでいる。
「おはよ、沙羅。どうしたの?」
 沙羅が気が付かない内に蘭が目の前に立っていた。
「ああ、蘭。おはよう。ちょっとね」
「何?神成の事?」
「ええ、まあ……」
 沙羅は何とか濁そうとするが、蘭の心配そうな目に見つめられやっぱり話してしまおうかと思い直し最近悩んでいることと今日の悩みを話した。
「神成がそんな事言うなんて珍しい」
「ええ……でも、雅がそう言うのでしたら断るのも悪くて」
「まあどうせなんか企んでるんだろうけど……」
「え?」
「あっ、なんでもない。で、どうするの?うけるの?」
 その問いかけに沙羅はまた頭を抱える。
「正直、気は進まないのですけど……でも、桜ちゃんと仲良くなれるのなら……ああでも」
「もー、そこはいっそ勉強教えに行ってさ、ちょっと見せつけてみたら?神成とラブラブな所とかさ」
「そんな大人げない事……それに相手は小学生ですし」
「でも、ライバルみたいに思ってるってことは子供だと思ってないんじゃない?相手はおんなじ女の子なんだしさ、たまにはいいじゃないそう言うのも」
「そ、そうかしら……」
「そうよ。沙羅って結構抑えてたりするじゃない?別に良いのよ嫉妬くらい。恋人なら当たり前なんだし」
「そう、ですわね」
 今までどこ見ているのかわからなかった沙羅が蘭をしっかりと見据える。
「私、頑張ってみますわ!」
「よっし!今日の放課後は作戦会議でもする?」
「あ、そうでした。今日、お家に来ません?蜜柑や吹雪も呼ぼうと思うのですけど」
「いいじゃない。皆で恋バナしながら沙羅の作戦会議」
「作戦会議までは……でも、楽しそうですわね。そうしましょう」
 蘭もなんだかんだ言って礼央みたいに恋愛に首を突っ込むのは好きだったりする。







今日ですか。今日は7/22ですね。前置きに書いてある古典の話は6/9のです。
今回は長めに頑張った方なんですけどなんかこうあんま長くない……もっと頑張らなきゃ。
次回、女子トーク。もしかしたら沙羅VS桜もあるかも?ファイッ


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【2013/07/21 00:41】 | うちの子のイチャイチャ
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その5です。
低音です。


さて、今現在3/7なのですが記事の最後を書くのはいつごろになるんでしょうね!!

※注意
・予定では甘くなります。砂糖が口から出そうになったら紅茶にぶっこんでのめばいいと思います。
・暗くもなるよ。
・望が全体的にお馬鹿だよ。
・吹雪も吹雪で超面倒くさいよ。
・更新頑張るから石投げないでください。
・文体がひどいのでいっそ開き直って遊びまくります

注意書きを呼んでそれでもいいと思った人は追記へれっつらなぽっぽーごー!

ちなみに作者はリボーンの事は全くと言っていいほど知らないので打消し線のはその辺で知ったやつです。
 今日の朝は晴れていた。空が覗いて太陽も出ているが、ところどころにある大きい雲の塊が太陽の光を遮るので少し肌寒い。
「今日は晴れたね」
 一組の教室。一限目が始まる前の時間に吹雪が目の前にいる蜜柑に話しかける。
「でもグラウンドぬかるんでるから部活できなーい」
 蜜柑は伸びをしながら答えた。
「そっか……陸上部って大変だね。天気で出来るかできないかがあるんだから」
「まあねー。吹雪の方が屋内だもんね。いいなー」
「そうかな……あ、っていうか見てよこれ」
 吹雪はおもむろに服の左袖をまくり上げ、左腕を露出させた。
「うわっ、どうしたのそのあざ」
 蜜柑が驚くのも無理はない。吹雪の左腕が紫色に変色しているからだ。
「基礎練習でね、弦がぶつかるの。それで出来ちゃって。なんかここまでくるとすごいよねー」
「それを呑気にいえるあたりが吹雪らしいよ……痛くないの?」
「触ると痛いかな」
「そっか。あんまり無理しないでね」
 吹雪はうなずきながら左腕をしまう。その後すぐに望が教室に入って来た。
「あ、冷瀬君おはよ」
「……お、はよう」
 吹雪に挨拶された望は若干不自然に返しながら席に座る。
「吹雪、いつの間に仲良くなったの?」
 恋バナ大好きな蜜柑が期待のこもった声で吹雪に聞く。吹雪は少し困ったように笑いながら。
「仲良くなったって言うか……一緒に委員長やってるってだけだよ」
「あ、そっか。委員長って男女二人制だもんね」
「蜜柑そろそろ戻らないと」
「あ、やば。じゃあ、またお昼にねー」
 蜜柑は手を振って教室を出て行く。吹雪も笑顔で見送りふと望の方に視線を向けた。
 すると、とんでもなく不機嫌そうな顔をしているではないか。吹雪は慌てた。
「え、あ、ご、ごめん、さっきの話聞こえてた?あの、えっと、あれはその……」
「……眼鏡忘れた」
「へ?」
 望は目をもっと細めて顔を突き出す。それは周りから見ればとても不機嫌そうに見えた。やがて諦めたようにがっくりと肩を落としうつむく。
「今日は寝坊したからコンタクトもしていない……」
 どうしよう。と落ち込み始めてしまった。あんまりにも落ち込むのでなんだか可哀想にも見える。
「あの……ノート、貸す?」
「……ごめん」
「いいよー、それくらい」
 一限目の望はノートは取れなかったが、教師の話す内容で乗り切った。吹雪はノートいらないんじゃないかとか思ったが、復習するんだよきっとと自分に言い聞かせながらノートを取った。

「どうぞ」
 移動中、吹雪は望にノートを渡した。
「なんか、本当にごめん」
 望はとても申し訳なさそうだ。
「大丈夫。でも、字がそんなに綺麗じゃないから読みづらいかも」
「いや、すごく助かる。ありがとう。返すのは明日でも大丈夫かな」
「全然平気だよー」
 二人はいつものように教室の戸締りをしてから、移動教室へと向かった。
 その途中だった。遠くから男女の声が聞こえる。
「あの子じゃない?」
「うわ、マジでデカいな」
「ね、すごいね」
「男と同じくらいの身長じゃん」
「噂には聞いてたけどねー」
 見た感じからして、先輩だろう。誰の話だろうと思いながら望はそんな見知らぬ先輩を横目に歩く。その時は全く気付かなかった。

 昼休みになり、蜜柑が一組にやって来た。
「お昼だお昼ー!」
「お腹すいたね」
 隣で吹雪と蜜柑が楽しそうに話をしている。望も立ち上がり、零文を探しに行こうとした時。
「おっ、いたいた」
 丁度零文もやって来た。それに気づいた蜜柑が怪訝な顔をする。
「あー、何よあんた。なんでここにいんのよ」
「うえ、木下じゃん。お前こそなんでここにいるんだよ」
「あたしは吹雪とお昼食べるためよ」
「俺だって望と飯食うためだよ」
「じゃあここにいたっていいじゃない」
「それはこっちの台詞なんだけど」
 蜜柑と零文の間で軽く火花が散る。吹雪と望はただ黙っているしかなかった。
 蜜柑が乱暴に購買のパンのビニールを開けた。
「あーもーせっかく気持ちのいい天気で気分も良くて滅多に手に入らないコロッケパン買えたのに」
 すると零文は蜜柑がかぶりつこうとしたコロッケパンを指さした。
「あーーー!!!それ!!!」
「あによー。あげないからねー?」
「くぅ~!!!俺が今日一番楽しみにしてたのに手に入らなかったヤツ!!」
「へっへーんだ」
 二人が喧嘩を繰り広げている中、吹雪は蜜柑のコロッケパンを見つめた。
「ね、ねえ、蜜柑、それ美味しい?」
「ん?美味しいよ?一口食べる?」
「いいの?ありがとう」
 蜜柑が「はいどーぞ」と腕を伸ばして差し出す。それに吹雪は大きな口を開けてしっかりと噛みついた。
「……美味しい!」
「でしょ!吹雪はお弁当だもんねー。あ、吹雪そのウインナー頂戴」
「うんいいよ」
 女子二人できゃっきゃとしている横で零文が怒る。
「うおい!!無視すんな!!」
 その言葉に蜜柑と吹雪はぴたっと止まり、蜜柑がまた不機嫌そうな顔で零文を見る。
「なによー。せっかく楽しんでたのに。っていうか文句あるなら聞いてあげるからとりあえずごはん食べれば?」
「ああそうさせてもらうとも!!」
 零文は望の前の席に座る。望も零文がそこに座ったので、自分の席に座りなおした。
 それから、零文と蜜柑がぎゃいぎゃいと言いながら昼ごはんを食べる。それを吹雪は苦笑しながら見ていた。
「もう、蜜柑ったら」
「だって橘井が……」
 そこまで言いかけて、蜜柑は気づいた。吹雪は蜜柑が急に黙り込んだので、首をかしげる。
「ねえ、吹雪。また背がでかいとか言われた?」
 吹雪は笑顔のまま固まる。一瞬の沈黙が訪れた後。
「……えっ?」
 と、だけ言った。蜜柑は席を立ちあがり吹雪の肩をつかんで後ろに引っ張った。
「また猫背になってるじゃん。猫背になったって身長かわんないんだから、ね!」
 吹雪の姿勢を正して蜜柑は思いっきり吹雪の背中を叩く。とんでもない音が教室に響いた。
「いっ……!!!?」
 吹雪は叫びそうになるのをこらえる。涙目になりながら背中からくる痛みに耐えた。
「痛いじゃないの」
 なるべく声を荒げないように反論する。
「吹雪は背が高い分綺麗に見えるんだから、猫背にしてたらもったいないよ。いつも言ってるじゃん。それにそう言うのは気にしないの!」
 蜜柑の言葉に吹雪は一瞬暗い顔を見せたが、すぐに笑顔を作って「そうだったね。ごめんごめん」と言ってその場は収まった。
 零文は何が起こっているのかわからないようだったが、望は先ほどの先輩二人のやり取りを思い出していた。 







今4/1ですけど別に嘘じゃないっす。
身長気にする女の子って可愛いよね。
吹雪の腕が紫色のあざになるっていう話はなんか青春女が弓道やるとそうなるって言ってたのでうろ覚えで書きました。間違ってたらごめんよ。


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【2013/04/01 02:14】 | うちの子のイチャイチャ
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青春っていいよね。
低音です。


やっとです。やっとその四です。おせえだろう。私もそう思う。
わかってるんですよとっとと進めないといけないってのは。
わかってるんですけどもそううまくいかないもんです。
そういうもんです。もうこれ以上は何も言わないでください。
それでは追記から。


※注意
・予定では甘くなります。砂糖が口から出そうになったら紅茶にぶっこんでのめばいいと思います。
・暗くもなるよ。
・望が全体的にお馬鹿だよ。
・吹雪も吹雪で超面倒くさいよ。
・更新頑張るから石投げないでください。
・文体がひどいのでいっそ開き直って遊びまくります
 春が過ぎ、梅雨がやってくる。梅雨になるとほとんど雨ばかりで社会人や学生にとっては憂鬱だ。
 そんな今日も雨。土砂降りの中望は青色の傘を差して歩いていた。
 雨が降ると、ズボンの裾がびしょ濡れになるし鞄も多少濡れる。だから雨はあまり好きではない。
 望は若干憂鬱だと思いつつ登校していると、いつもの道で零文と合流した。
「おはーっす」
 声をかけてきた零文も黄色い傘を差して眠たそうな顔で歩いている。
「おはよう。雨だな」
「だなー。雨だし学校あるし、嫌だなー」
「俺も雨は好きじゃないな」
 二人並んで雨の嫌な所を揚げながら歩いて行く。とにかく濡れる事、気温が下がって寒くなる事、傘が邪魔、気分も晴れない。
 そんな事を言い合っていると、横をとんでもない速さで何かが走り抜けた。
「うっひゃーーーー!!! 濡れるーーーーーー!!!」
 蜜柑だった。傘が無いらしく全力疾走している。その様子を望と零文がぽかんとして見ているとまた後ろから誰かが走って来る。
「み、みかーーーーん! 傘ぁーーーー……」
 吹雪だ。息を切らしながら走って来たが、体力が限界のようでその場に立ち止まってしまった。
 零文が吹雪に近づく。
「どうしたの」
 零文に話しかけられ、吹雪は顔を上げた。
「ああ、えっと、橘井君だっけ。あのね、蜜柑が……木下さんが傘忘れて行っちゃって。
 お母さんに渡してくれって言われたんだけど、追いつけなくて」
 吹雪は苦笑しながら答える。
「なるほどなあ。もうすぐ学校だし、木下ももう着いてるだろ。歩いて行こうぜ。……ええと」
「私、氷山」
「そうそう、氷山さんな」
 零文と吹雪が会話している間、望は黙って待っている。それに気づいた吹雪が望に向かって挨拶をした。
「おはよう、冷瀬君」
 声を掛けられると思わなかったのか望は驚き、しばらくどうすればよいかわからず視線を泳がせてから「お、おはよう……」と小さく返した。
 それを見て吹雪は何か気に障ったのではないかと不安になっていると、零文が笑いながら説明をしてくれる。
「こいつ女にあんま慣れてないんだよ。別に嫌いとかそう言うんじゃないから」
「あ、そうなんだ。よかった、私何かしたのかとおもっちゃった」
 吹雪は安心したと言うように笑みを浮かべた。その笑みに望はなんとなくこの子すごく女の子だなあとか思う。

「もー、最悪。吹雪が傘持ってきてくれてたのに結局びしょびしょ!」
 蜜柑が吹雪のクラスで誰かの席を占領しながらタオルで体を拭いている。制服はだいぶ乾いたが、それでもまだ湿っている。その上梅雨の湿気もあって非常に気持ち悪そうだ。
「今日はちょっと災難だね。そのタオルどうしたの?」
「これ? 橘井に貸してもらった」
「橘井君優しいね」
「どこがぁ。あんなちんちくりんなヤツ、全然優しくない」
 蜜柑はタオルでしっかり頭を拭きながら答えた。
「そうなの?」
「そうよ、何かとあたしに突っかかってくるしさ。頭もそんなに変わんない癖に」
「あはは……ちょっと言いすぎだよ」
「いいの!アイツにはこれくらい言ったって」
 蜜柑がそう拳を振り回しながら愚痴を言う。ふと吹雪は蜜柑の後ろに誰かが立っていることに気づいた。
「蜜柑、後ろ」
 吹雪がそう教えると蜜柑は不機嫌そうに「はい?」と言いながら振り返る。
「ひい!そんな凄まなくたって……」
 そう縮こまったのは男子生徒だった。よくありそうな髪型は無造作に整えてあり、制服も若干崩して着ている。
「あ、ごめんごめん」
 蜜柑はぱっと明るい笑顔で謝る。
「いや別にいいけどさぁ……あと、そこちょっといい?俺の席なんだ」
「え?マジで?うわ、ほんとごめん」
 蜜柑が退けてから、男子生徒は机の中を探って教科書を取り出した。
「ありがと、助かった……うわ、なんで濡れてんのこの机」
 男子生徒が教科書を置こうとした机は蜜柑のおかげで濡れてしまっている。
「ああーーー! ごめん!ほんとごめん!」
 蜜柑があわてて机をタオルでガシガシと乱暴に拭く。
「ちょ、ちょっと、蜜柑それ橘井君のでしょ!?」
「いいのよそんなの!」
「よくないわ!!!」
 必死に机を拭いている蜜柑の頭をスパァンと見事な音を立ててひっぱたいた。
「いったぁい!! 誰よ!」
 振り返ると、顔を真っ赤にして怒っている零文の姿だった。その後ろには望もいる。
「全然帰ってこないからどうしたもんかと思ったら……お前は人のタオルを!!」
「う……ご、ごめんって」
「なんだ、素直じゃん。返せよ」
 零文は蜜柑からタオルを奪う。
「うあ、ちょっと、それ洗濯して返すから」
「いいよそんなの。洗濯機の電気代と水道代がもったいないだろ」
「よくないってば!」
 蜜柑はタオルを奪い返そうとする。零文はそれを避ける。零文が避けた拍子に男子生徒にぶつかり、男子生徒は押されて倒れた。
「うわっ、ごめん蒼木!!」
 蒼木と呼ばれた男子生徒からの返事はなく、二人はそのままタオルの奪い合いをしながら自分のクラスへと戻っていった。
 吹雪はしゃがんで蒼木に手を貸す。
「蒼木君、大丈夫?」
 蒼木は吹雪の手をとり、半泣きになる。
「うおおおお氷山さん超優しい! 今日はもうホント災難だよ。手貸してくれてありがとうマジでありがとううううううう。感謝しきれなくて抱き着きたい勢いだよ。あ、でも抱き着いたらダメだよな流石に。俺なんかがっていうか異性が抱き着くとそれでアウトだよな。ううう」
 マシンガンのように蒼木が喋った後、吹雪は「蒼木君って面白いね」と言って声を上げて笑った。
 ちなみに望はその場でほとんど空気だったが、ようやく口を開く。
「二人とも、そろそろ先生来るぞ」
「まじで?……うわああああああ!! 椅子も濡れてるううううううう!!」
 蒼木はどこまでもついてなかった。

 授業もすべて終わり、吹雪と蜜柑は部活へ向かいながら話をしている。
「椅子も濡らしちゃってたのかー。申し訳ない事したなあ。名前しらないけど」
「し、知らなかったんだ」
「今度会ったら謝んなきゃ。今は部活だ部活!」
 蜜柑は両腕を上に向かって思いっきり伸ばす。
「ちょっと、危ないでしょ。……あれ、蜜柑って陸上部だよね?今日雨だよ」
「ん?あ、そっか。今日はないんだった。つまんないの」
「仕方ないね。じゃあ、私はもう部活いくね」
「吹雪はあるの?」
「弓道部だから」
「ああそっか。頑張ってねー」
 靴箱まで来ると蜜柑は開いている手をひらひらさせながら吹雪と別れた。吹雪も蜜柑に手を振って部活へと向かうが、歩いて行くうちにどこが弓道場だったかわからなくなってしまった。
 周りに人はいなくて道を尋ねる事も出来ない。吹雪は辺りを見回し、歩いて行くが一向に弓道場にはたどり着けない。
「ど、どうしよう……」
 そんな事を言っても聞いている人間はいない。時計を見るともうすぐ部活が始まってしまう時間。ここはどこだ。ここで立っていてもどうにもならないと思いながら吹雪は再び歩き始める。

 そんなに広くないと思っていたが、割と校内が複雑らしくて自分がどこにいるのか全く見当もつかなくなってしまった。部活はもう始まっているのに。
 若干泣きそうになっていると。
「ちょっと、そこの貴方」
 急に声を掛けられ振り返った。階段の方から、少し厳しい顔をした女子生徒がこちらへ颯爽とした足取りで近寄ってくる。ボブに真っ黒なヘアピン二本で前髪を止めているだけと言う地味な髪型。さらに腕には《風紀委員》の腕章。
「そのスカート丈、校則に違反してないかしら」
 吹雪の目の前に立って、びしっとスカートを差して、きっと吹雪を見上げた。
「す、スカート丈……?」
「巻いたりしてない?もしかして、裾切ってるの?」
 そう問い詰めるように話しかける女子生徒に吹雪は混乱する。女子生徒はしゃがみ込んで吹雪のスカートを凝視した。
「膝か……微妙だけど、あんまりよろしくはないわ。直せない?」
「あ、あの、これ、巻いてないし、切ってもないんですけど……」
「え?そうなの?」
 女子生徒はさっと立ち上がって疑り深い目で吹雪の目を見る。あんまりにも気迫があるから、吹雪は何も言えずにうなずくだけだ。
「ちょっと、こっち」
 女子生徒に引っ張られて、女子トイレの中へ。それから女子生徒は念入りに吹雪のスカートを調べ始めた。
「あ、あの、あの……」
「本当。巻いてないし切ってないのね」
 そういうと女子生徒は吹雪のスカートを綺麗に直して手を離した。
「でも、どうしてこんなに短いの?私も何もしていないのに」
 吹雪は女子生徒のスカートをみる。女子生徒のスカートは膝下の長さだ。それから膝までの長さしかない自分のスカートと見比べる。
「私、身長が大きいの。だから、スカートの丈が足りないのかも……」
「そう言う事。なら、仕方ないわね」
「……あの」
「何?」
「弓道場、どこか知りませんか」

「迷子ねぇー。もう六月よ?」
「ご、ごめんなさい……」
「敬語やめない?私たち同い年なんだし」
 女子生徒は自分の名札を吹雪に見せる。そこには「1-3花園」と書いてあった。
「あ、え、う、うん。ごめん」
「あ、でもあれか、風紀委員じゃないと全部は把握できないかも」
 女子生徒は勝手にしゃべってはいるが、あんまり気さくな感じはしない。そんな少し生真面目できつそうな女子生徒の話をただ聞くだけの吹雪だった。
「じゃあ、あとはここをまっすぐ行ったら弓道場だから」
 女子生徒が立ち止まって廊下の先を指さす。差された方向から何か鋭い音がしているので、弓道場は目の前だと言う事が解る。
「ありがとう」
「ううん、じゃあ、今度は気を付けてね」
 女子生徒は初めて笑って見せて手を軽く振りながら巡回に戻った。
 吹雪は急いで弓道場に入って、部長に謝りに行った。部長は「一年生だもんね、迷っても仕方ないよ」と許してくれたそうだ。




気づいたんですよ。
なんか季節ををすごい勢いで終わらせちゃうじゃないですか。なんか、もったいないっていうか。そんな早く勧めちゃったら途中から時間がゆっくりになっちゃうって言うか。色々試行錯誤しながらがんばります。


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【2013/03/06 21:00】 | うちの子のイチャイチャ
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小さなライバルその5だよー。
低音です。


まあ、今更なんか言う事もないんで注意事項だけのせておきますね。


・予定では甘くなるんだって
・金持ちじゃないから金持ちが何してるかわからない
・時期が多分夏くらい
・作者のペースが遅いのは仕様だしもういっそ遊び倒します
・てめーの小説なんか今更読めるか!!って方はまとめからさかのぼるといいかもしれません
・呆れた方はどうぞ他のサイトで面白い小説などを探すことをお勧めします

前まで注意事項に何書いてた忘れた……。
それでは、追記からどうぞ。
「雅お兄様の調子が良くないの」
桜が憂鬱そうな顔で言う。
桜の前の席から、振り返って話を聞いている男子は冷瀬勇気だ。
望の弟であり、桜と同級生なのだ。
「雅お兄様って、あの、神成さん?」
「そうよ。あの有名な神成」
「有名かどうかは知らないけど……俺の兄ちゃんの友達なんだよ」
「あら、そうなの?まあいいわ、とにかく雅お兄様がね、元気ないの。
絶対あの女のせいだわ」
桜がぐっと勇気に詰め寄る。
「あの女って誰?」
「あのね、長くて茶色い髪の毛でね、カチューシャをつけた無駄に胸がでかい女なの」
「桜ちゃんいつもより言葉が汚いねー。それで?その人の名前は?」
「えぇと……たしか、令上院沙羅とか言ったわね。あの女ぜったい雅お兄様の玉の輿になるつもりだわ」
「え!令上院さんはそんな人じゃないよ!」
勇気がすぐに否定して来た。その様子に、桜はますます膨れる。
ちなみに、勇気に悪気はない。
「すごく綺麗な人だし、優しくていい人だよ」
「何よ、知りもしない癖に」
「ううん、しってる。その人も兄ちゃんの知り合いだし」
「貴方のお兄さんって結構顔が広いのね」
桜が意外そうな顔で言うと、また勇気が「ちがうよ」と否定して来た。
「たまたま学校が同じで、令上院さんは兄ちゃんの彼女の友達なの」
「ふぅん。でもあの女気に食わないわ。今は友達みたいだけど……そのうち雅お兄様の恋人になるつもりでいるわ」
「え?神成さんと令上院さんって付き合ってるんじゃないの?」
その言葉に、桜は固まった。勿論この時の勇気に悪気はない。


中庭のベンチにて、雅がまた浮かない顔でぼんやりと座っている。
「あら、神成じゃない」
横からいきなり話しかけられ左側を見ると、蘭が立っている。腕に風紀委員の腕章をつけているところからして、校内を巡回しているのだろう。
「今日は沙羅いないのね。珍しい」
そう言ってすとんと、雅の左隣に座る。
「うん、最近全然会ってくれない。会えても逃げられてる」
「喧嘩?」
「喧嘩はしてないよ」
「ふうん。でも、最近の沙羅ってなんか変よね。ずーっと考え事してるし、そのせいで周り見えなくなっちゃってるみたいで、この間なんか電柱にぶつかっておでこ擦りむいちゃったのよ」
「え!大丈夫なの?ほかに何か怪我してなかった?」
雅がとても慌てた表情で蘭に少し身を乗り出してそう聞くので、蘭が笑って。
「大丈夫よ、あれくらいなら。あとは尻もちついただけでどこも怪我はしてない」
と言うと、雅は心の底から安心したような顔で「よかった……」と呟いた。
「しっかしあれよねー。沙羅もこんなに好きでいてくれる人がいるのにねー」
その言葉に雅は少し表情を曇らせる。少しうつむいて。
「でも、今の状況からして伝わってない気がする」
「そうかな?沙羅って他人の考えとかすごく敏感だから、わかってると思うわよ?
ただほら、やっぱりさ、女の子だからそう言う時期もあるのよ」
ヘコまないヘコまない。と蘭は雅の肩を軽くたたく。それでも雅の気分は晴れない。
「沙羅今どうしてるかなぁ」
今はそう呟いて溜め息を吐くしかないのだ。








そしてこの更新度である。この短さである。やっと暇になったんです嘘じゃないですホントです。
これからもがんばりますから石投げないでください。


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【2013/03/05 20:50】 | うちの子のイチャイチャ
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