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 ここは深い森のとある場所。
そこには、大きな切り株の周りに小さな切り株が数個、大きな切り株を囲うように置いてありました。
大きな切り株に、たくさんのお菓子とお茶が用意してあり、暖かな光が降り注ぎます。
今日もここで、お茶会が開かれるのです。

「っていうかさぁ~継母超ウザいんだけど!!?国で一番美しいのはあたしだっつーの!!」
 左手のリンゴ飴を舐めているのは、雪のように白い肌と血のように真っ赤な頬、そして黒檀のように黒い髪を持つ少女。
少女は不機嫌そうに右手の鏡を覗きこんでいる。
「ふあぁ……眠い……眠いですわ……」
 その隣で高価そうな枕を抱えて、眠そうにゆらゆらとしている少女。
「また不眠症なの?眠り姫。睡眠不足はお肌に悪いのよ?」
 眠り姫と呼ばれた少女は黄金の髪と綺麗な淡い桃色の貴族の衣装をまとっている。
そして、顔には大きな「くま」ができていて顔色もよくない。
「だって……怖い夢を見てしまったら!!って思うと……あなたもいい加減鏡見るの止めたら?白雪姫」
 白雪姫と呼ばれた少女は鏡から目を離して、眠り姫を睨んだ。
「やめなさいよ二人とも!いっつもそうやって喧嘩するんだから」
 と、ケーキが一切れ乗っている皿からひょこりと顔を出したのは、親指ほどの身長しかない少女。
見てわかるように親指姫である。
「親指姫は少し食べ過ぎよ。お控えなさい」
と紅茶を一口すすり、長い長い髪の毛を払った。
「やめてよラプンツェル。あんまり髪の毛バサバサさせたらお菓子に埃が付くわ」
 親指姫は嫌そうにラプンツェルの髪の毛を見つめる。
髪の毛は五十メートルを余裕で超える長さだ。
「仕方ないじゃない。これがないと塔から出れないのだから」
「でもさぁ……」
「これから私の家でお茶会を開くと言うなら考えても良いけど」
 そう言うと皆黙ってしまうのでした。
何故なら、ラプンツェルの住む塔は三十メートルの高さがあるのですから。
上るのも一苦労。
「ラプンツェルの家になったら私いけないじゃない」
 そう不機嫌そうにケーキをパクつく少女の下半身には美しい鱗と尾ひれがついている。
「大体、地上に出るのもやっとなのに上空とか冗談じゃないわ」
そう言いつつ新しいケーキを自分の皿に乗せて始める。
一体いくつ目なのか。
「人魚姫、貴女それいくつ食べたの?」
 ラプンツェルが呆れたように言う。
「いいの!!」
 何か相当不機嫌な様子。
「失恋したからってそんなに食べてはお身体に毒ですわよ」
 本日百回目のあくびをして眠り姫が言うが、人魚姫の勢いは止まらない。
「だって……アイツが悪いのよ……アイツが勘違いして他の女と結婚するから……」
ぶつぶつと文句を言っているとどこからか叫び声が聞こえる。
 五人が何事かとあたりを見回すと、全速力で何かが走ってくるのに気づいた。
「いやああああああああああああああああ!!!!変態っ!変態いいいいいいいいいいいいい!!!!!」
赤い頭巾をかぶった少女がものすごい形相で走ってくるではないか。
 その後ろから何かが少女を追っかけている様だ。
「待ってくれよマイエンジェル!!!!!!」
キラキラと汗を流しさわやかな微笑みを浮かべている少年がいる。
頭には耳、尻にはしっぽが生えている。
何かが色々間違ってはいるが、狼らしい。
「赤ずきん、こちらへおいでなさい」
眠り姫が手をひらひらと振り、こちらに来るように示した。
 赤ずきんは迷わず眠り姫の方へと走っていく。
「まってえええええええええぶべぇっ!!!!?」
 赤ずきんを追いかけていた狼は人魚姫の尾ひれにぶん殴られてその場に倒れた。
「うるさいわよ、このロリコン」
そう言いつつケーキをほおばる人魚姫。
そしてその後ろで伸びている狼。
何ともカオスな光景。
「ありがとう人魚姫……」
「しっかしこいつも懲りないわね、気持ち悪い」
そんな感じで赤ずきんも交え、お茶会を再開しようとしていたところ。
「こんなところにいたのか!」
また誰か来たようだ。
ラプンツェルが振り返ってみると、そこには白いシャツと黒いパンツと言う恰好で立っている男がいた。
「あー……見つかった」
ラプンツェルが面倒くさそうに言う。
「まったくお前は……毎回どうやってあんな高い塔から出てるんだ」
「髪の毛使ってる」
「……いいから帰るぞ」
「えぇー」
何か知り合いのようだ。
 赤ずきんが親指姫に不思議そうに聞いた。
「あの人誰?」
「あれはラプンツェルを監禁してる魔法使いよ」
「え!?魔女だと思ってた」
「監禁って言うな!!」
会話を聞いていたらしい魔法使いが怒鳴る。
 ラプンツェルがすくっと立ち上がり言う。
「見つかってしまったから、私は帰るわ」
「そうね、そろそろお開きにしましょう」
人魚姫が皿を置いた。
「わたし……かえって寝てみるわ……」
眠り姫も眠たい目をこすって立ち上がる。
「寝れるといいわね」
白雪姫も鏡を洋服のポケットに押し込んで立ち上がる。
「それでは、またお茶会しましょうね。今度は赤ずきんも」
「うん、じゃあね」
赤ずきんはそのままおばあさんの家にお見舞いに行ってしまいました。
姫たちもそれぞれの城に帰っていくのでした。







っていうカオスな童話。
途中色々文体が可笑しいんだけどこれから直していくんで…頑張ります…。
あと狼㌔㍉コンな件。
まぁいいよ。
白雪姫は自惚れです、眠り姫は不眠症です、ラプンツェルはなんだろうね、人魚姫は失恋中です、親指姫もよくわからん。
暇つぶしに書いただけですしおすし…。
多分気が向いたらまた更新する。
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【2011/10/30 18:21】 | 短編(?)
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青春女
こういう童話系っていいですよね……(チラッ
更新待ってます!
私も頑張るよ。


低音さん
<青春女
いいよね!!隠れてないで出ておいで!!
こ、更新がんばる…。

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