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三題噺で書いたんですけどね。
低音です。


三年生になってから書いたものなのですが、スランプ&受験という最悪の状況だったのでどうもネタが思い浮かばなくってイライラしてたんですね。
で、そこでこのままじゃ埒が明かないと思ったんです。
「そうだ、いっそ壊れるか」ということでクソ深夜のテンションで書き上げたものがあるんですがこれがまあひどい事ひどい事。
内容がなんかひどいです本当に。酷いんですけど個人的にめっちゃ笑ったんで載せちゃいます。
簡単に内容を紹介すると課題が終わらないから学校爆発させる話です。
それでは、かなり変なテンションの内容でも読める方はどうぞ。
興味ネーヨって人はほかのサイトへ飛んだりすることをお勧めしますよ。


課題が終わらなくて





「うわーーーーーーーー! 明日提出なのに課題が終わらないよーーーーーーー!!」
 部屋で一人の女子高校生が叫ぶ。しかし、叫んだって目の前にある山積みの課題は消えない。
「どどど、どうしよう……まさかここまで終わらないだなんて! こんなの絶対間に合わないよ!」
 慌てて机の前を右往左往する。百面相をし、頭をぶんぶん振って考え出したのは。
「学校、爆発させちゃおう」
 できるはずがないのに学生がよく言う言葉だった。


 月曜日の朝。生徒どころか教師も出勤してない時間に、一人の女子高校生が乗り込んだ。彼女は畑田さんというなんの変哲のない女子高校生だと思われる。
「これで、よし」
 まだ空が青くなろうかとしている頃に、畑田さんは屋上で何かしていたようだ。何をしていたのかと言うと、爆弾をセットしていたところだ。
「あ、と、は! 手元のスイッチを押すだけ!」
 そう言ってポケットから取り出したものは、手で握れるくらいの黒い棒の先端に赤いボタンが着いたリモコン。
「これで学校を……うふふふ!」
 気持ち悪い笑い声を浮かべていると。
「おい、そこで何をしている」
 声をかけられ振り返ると、若くして担任で古臭く分厚い眼鏡をかけた地場先生が白衣の裾をはためかせて、そこに立っていた。
「じじじ、地場先生!?」
「なんだ、畑田じゃないか……こんな時間から何を」
「来ないで!!」
 畑田さんはリモコンを地場先生に向けながら叫ぶ。別にナイフでも拳銃でもないので危ないことはないが。
「それ以上近寄ったら……爆発させるわ!!!」
 赤いスイッチを押すととても危ない装置なのでした。
「はあ? 爆発? 畑田、お前はいったい何を寝ぼけているんだ」
「寝ぼけてなんかいません!私は本気です!」
 畑田さんは、地場先生に向けていたスイッチを高く掲げながら、開いている手でセットした爆弾を指さす。
「おもちゃだろう? ……なっ、これは、本物……!」
「どうです! 私が一晩かけて作った爆弾! その名も《ぶっ飛べ課題ちゃん一号》!」
 そう、畑田さんは一見ただの女子高校生にみえるが彼女はこの名門校式学園に通いトップクラスの頭を持つ理系女子なのだ!
「なんとダサく目的が丸わかりなネーミング! いや、こんなものが一晩で作れるんなら、課題をやった方が早いと思うのだが……」
 その言葉に畑田さんが一瞬真顔になって考える。実の所、一晩かけて爆弾作るより畑田さんの脳みそを駆使して課題を終わらせた方が深夜の二時くらいに寝れる程度には楽だった。
 正論を唱えられた畑田さんは一瞬で冷や汗まみれになるが、それでも! と首を振って言う。
「いいえ! あたしは決めたんです! この学校を爆発させるって!」
「畑田、早まってはいけない!」
「嫌です! もう決めたんです!!」
「畑田!」
 その後は早まるな嫌だの言い合いが続き、気が付けば生徒たちが登校する時間になっていた。
「おはよー」
「ねえねえ、屋上になんかいる」
「何あれ」
「なんの騒ぎだよ?」
「あそこにいるの、畑田と地場先生じゃね?」
「えー何してるんだろー」
 二人の声がよほど大きかったのか、生徒たちが来る傍から校庭に集まり屋上を見上げて騒いでいた。教師たちはそんな生徒達を何とか落ち着かせるために教室に入るよう促すがそんな話を聞く人もいなかった。
「ほら! 早く教室に入って! あれは何でもないんだから!」
 古典の女教師が生徒達を引っ張ってでもこの場から離そうとするが、声をかける傍から「先生は黙ってて!」とか「いいじゃねーかちょっとくらい」とか言われて誰も相手にしてくれなかった。
「ちょっと! 先生の話をききな……さ……ふええええええん!!!」
 ついには泣き出す古典担当のアラフォー女子だった。

 その頃屋上。
「何故だ! 畑田、何故お前はそこまでしてこの学校を爆破させたいんだ!」
「何故って……」
 畑田さんは急に俯き、地場先生に背を向ける。
「もう、嫌になったんです」
「なんだと?」
「あたし、課題が嫌になったんです!」
 少女漫画よろしく涙をキラキラと飛び散らせながら地場先生の方へ振り返る。
「確かに、この学校は超名門校です。先生方も、生徒たちの成績が気になる事でしょう……でも、あたしには机がプリントで埋まるほどの課題が毎日出るだなんて、耐えられません!!!」
「は、畑田……」
 地場先生は畑田さんの言葉にショックを受けた。少しよろめき、真っ青な顔で畑田さんにこういった。
「うちの課題は……一教科プリント一枚のはずだ……」
「……え?」
 畑田さんは目を点にした。
「畑田お前……課題、溜めてたな」
「ぎくっ」
「お前が言った通り、うちは名門校。課題提出は必ずであり一応期限があるが最終締め切りを守れば可、一つでも出せなければ留年。しかし、最終締め切りは進級する前ならば全て受け取り。お前、課題を、溜めたな!?」
 地場先生はびしっと腕をまっすぐ伸ばし、畑田さんを指さす。
「うう……!」
 畑田さんは今までの自分の生活を思い返す。そう言えば、あの日も帰ってすぐに寝てた。あの日はお菓子を食べながらテレビを見てた。あの日はゲームをしていたそれからそれから……思い返すとキリがない。
 そして、畑田さんは考えるのをやめた。
「ええーーーーーーーーーーい!! もうここまできたら爆破じゃ爆破あーーーーーーーーーーーーー!!!」
 叫びながらもう一度スイッチを高く掲げる。そして、フェンス越しに見える校庭に集まった生徒達に向かって叫んだ。
「皆!! あたしはこの学校を爆発させるわ!!!」
 その言葉に生徒たちはざわめいた。畑田が学校を爆発させる!?そんな事できっこない!?いや、あの畑田ならやりかねない!等々と言葉が飛び交う。
「あたしは、あたしは……あたしは自分で間違いを犯したの! ずっと課題を溜めて、ついには手が付けられなくなってしまったわ!! だから……だから! あたしはこの学校を爆破させる! そして、全ての課題をうやむやにするの!!」
 畑田さんがそう宣言すると、生徒達からたくさんの声が上がる。
「ダメよ畑田さん! 早まらないで!!」
「そうだ! はやまっちゃだめだ!!」
「はただん(おそらく畑田さんのあだ名)! あたしも課題溜めてるの! でも、あたしもあきらめないから、はただんも諦めないで!!」
「畑田!俺も課題を溜めているんだ! だから、一緒にがんばろうじゃねえか!!」
 誰かが手拍子と共に「畑田!畑田!」と言い出し、それが周りに感染して行く。ついには、全校生徒の畑田コールが出来上がった。
「皆……!」
 それを見た畑田さんは大いに感動した。すると、後ろから地場先生がそっと寄ってくるとスイッチが握られた畑田さんの手を包み込むように握った。
「ほら、お前だけじゃないんだ畑田……だから、こんな馬鹿な真似は今すぐ止めよう。皆の応援を無駄にしてはいけない」
 そんなかっこいい台詞を吐き捨てた地場先生に見つめられた畑田さんは何故か心臓がトゥクンと高鳴った。
 それから、にじんできた涙をぬぐう。
「そうですよね……皆、同じ思いなんだ。こんなこと、してちゃいけないわ」
「その通りだ」
 力強くうなずく地場先生。畑田さんはもう一度、生徒達に向かって叫ぶ。
「皆! ありがとーーーーーー!!」
 畑田さんは感動のあまり力んだ。それがいけなかった。
 カチリ。と軽い音がした後、地場先生と畑田さんの後ろからピッと機械音が聴こえて来た。
 そう、スイッチを押してしまったのだ。
「何故押した畑田ぁーーーーーーーーーーーーー!!!」
 地場先生が絶望だと言わんばかりに叫ぶ。
「ご、ごめんなさい!! つい力んじゃって……どどど、どうしよう!」
「くそっ。もう爆発してしまうのか?!」
「い、いえ! あれは時限爆弾なんです。三分で爆発する仕組みになっています!」
「どうしてお前はそんな脳があるのに課題を終わらせない……!」
「す、すみません……」
「ああもういい!」
 地場先生は突然上着を脱いで投げ捨てると爆弾の傍に座った。
「畑田、鋏ないか」
「は、はさみ、ですか」
「コイツの導線を切る」
「えっ、そんなアニメみないな」
「アニメみたいでもそうすれば止まるんだ! 早く!」
 地場先生の必死な形相を見て畑田さんは慌てて鞄から筆箱を取り出す。筆箱を開けて豪快に中身をぶちまけ、鋏を手に取った。
「先生! どうぞ!」
「よし! 畑田! どれを切ればいい!?」
「え……」
 そこで畑田さんは黙ってしまった。何も喋らないで一分も経ってしまったので地場先生はもう一度畑田に声をかけた。
「どうした畑田。どれを切ればいいのか教えてくれ!」
「……」
「畑田?」
「……わ、かんない」
「何?」
「わかんない、です。本当に深夜のテンションで作ったんで……」
 深夜のテンションでこんなものが作れる女子高校生なんかそうそういないだろう。
「……マジか、畑田」
「マジです」
 地場先生はその場で頭を抱える。これではどの導線を切ればいいのか。
「まず、導線組んだっけ」
「そ、そうだな、まずは中身を見てみない事には」
 そう言いながら地場先生が爆弾の蓋を開けると、そこには「斬ってください(はあと)」と言わんばかりに主調している赤と青の導線があった。
 どう考えても切らねばならない場面である。
「……畑田、なんか思い出せないか。こう、組んでる最中の記憶とか」
「えー……そんなこと言ったって」
 
校庭からまたざわめき声が聞こえる。爆発するのしないだのと生徒たちが騒いでいるようだ。
 古典の女教師が立ち直って生徒達に呼びかける。
「皆! ここから離れなきゃ! じゃないと爆発してしまうわ!」
 しかし、一人の男子生徒が。
「いや! 畑田と地場先生ならきっとやってくれる! そうだよな皆!」
 その男子生徒の言葉にその場は満場一致。声援が飛び交う。
「地場先生ならきっと大丈夫よね」
「そうよ、あんなダサい丸眼鏡で白衣しか似合わないあの地場先生なら!」「地場せんせーーーーーー! がんばってーーーーーーーー!!」
 女子たちの声援が多くて男子たちは若干応援に渋ったが、それでも学校の危機なので応援することにした。

「やばいぞ。一分を切った!」
「そんな! えーと……ええーーーと……」
「他の手を考えるしかないのか!」
 地場先生も悩む畑田さんの隣で他の手を考え始める。
 すると、畑田さんの頭の中に紫色の何かがよぎった・
「……紫?」
「なんだって? 今なんて言った畑田」
「紫……」
 その紫色の何かを何度も思い返し、やっと、思い出した。
「先生! 基盤に紫色の部品ないですか!?」
「紫の部品? ……ああ、あった。これか」
「それです! それを外せば止まります!!」
「何!? それは本当か!」
「本当です!」
「よくやった!!」
 地場先生は紫の部品を摘まむと、精いっぱい力を込めて引っ張った。
「うおらあああああああああああああああああああああああ!!!!!」
 地場先生の半端ない叫び声と共に、紫色の部品は引き抜かれた。
 その瞬間に、爆弾から「ピー」と機械音が流れカウントダウンが止まった。
 畑田さんは力が抜けるのを感じた。
「……止まった」
「ああ、止まった」
 しばらく静まり返った後、状況を察して学校が無事だったことに喜んだ生徒たちの歓声が聞こえて来た。
 そして、畑田さんの目から涙がぽろりと零れる。
「よかったあー……」
「おいおい、さっきまでこの学校を爆破させるんだとかなんとか言ってたのは誰だ」
 地場先生が苦笑しながら眼鏡を外す。
「いやあ、それにしても疲れたな」
 畑田さんはその顔に見とれた。なんと、地場先生のダサ眼鏡の下は超絶イケメンだったのだ。
「ん?どうした、畑田」
「せんせい!!」
「な、なんだ」
「先生あの、あたし、先生の事好きです!!」
 突然の告白。ここまで来るともはや意味が解らないの域を超えている。
「前からちょっといいなーとは思ってたんですけど……今日こうして地場先生が助けに来てくれてもっと好きになりました! 付き合ってください!」
 突然の告白に驚いた地場先生だったが、すぐにふっと笑みをこぼして、畑田さんの頭を軽く撫でた。
「お前がちゃんと卒業できたら、な」
「! そ、それって……」
「そのためにはまず課題だな。畑田、お前はもう三年生だろう? 早く片づけないと、俺と付き合えないぞ」
「そ、そんなあ……」
「先生も鬼じゃないさ」
 地場先生は立ち上がって、畑田さんに手を差し伸べる。
「これから、一緒に課題を片づけようじゃないか!」
 その言葉に畑田さんは頬を赤くしながら元気よく答えた。
「はい! 先生!」
 彼女たちの戦い(課題)はこれからだ! 頑張れ畑田! 地場先生と共に!
「地場先生、畑田さん」
 後ろから冷たい声で二人の名前を呼ぶ。畑田さんと地場先生が恐る恐る振り返るとそこには険しい顔の教頭が立っていた
「あとで、職員室に来るように」
今までのご愛読ありがとうございました!低音先生の次回作にご期待ください!!

おわれ








これで何が怖いって、これ書いた後吹雪が「あ、畑田さんだ!懐かしい、中学校以来だなあ~」とか言い出したんですよ。なんで知り合いなの。
これを最後まで読んだあなたはすごい。
読んで下さりありがとうございました。


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【2013/06/27 23:42】 | 小説
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樫経
「赤と青どっちでもいいから導線を切れ!!」
「導線が切れても、私と先生の愛の糸は切れません!!」
「そんなもん元から繋がってないからさっさと切れ!!」
…的な展開が一番最初に思い浮かびました(、ω、)

Re: タイトルなし
低音
<樫経さん
普通にすごくいいなそれ
萌えた

こんにちは
Nicola
お久しぶりです!
ちまちまお邪魔してましたが、ちょっと今回のは面白すぎてやばかったです笑

何度か吹き出すの堪えたので、腹筋が鍛えられた気がします。
こう、突っ走った感じが楽しかったです!

また来ます。
おじゃましました!

Re: こんにちは
低音
<Nicolaさん
あの時はかなりどうかしていた気がする……(遠い目)
楽しんでいただけて何よりです(笑)
いつでもどうぞ!

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